掃除をしながらワックス効果を発揮するスプレータイプの床用ワックスです。
スプレータイプには、香り付きや、洗浄力の高さを重視したタイプなど数十種類あります。
フローリングのつやピカスプレーの「洗浄力・光沢感」は平均的な性能で、誰でも簡単にツヤを出しながら床掃除ができます。
スプレータイプはそのまま使っても効果はありますが、基本的にボトルタイプのワックスを塗った床の、日々のメンテナンスに使うのがおすすめです。
- 一人暮らしの方
- ワックスをかけた床のメンテナンスをしたい方
- 本格的なボトルタイプは面倒だと思う方
- 手軽にワックス効果を得たい方
【リンレイ】フローリングのつやピカスプレーの特徴
- 汚れを落としながらツヤを出す
- スプレータイプでは平均的な性能
これらに加えてメリット・デメリットや、商品の詳細(使える部分など)をご紹介します。
フローリングのつやピカスプレーのメリット・デメリット
写真は重ね塗り(2回)の比較です。左側は塗っていません。
- 床掃除しながらツヤが出てキレイになる
- 手軽にワックス効果が得られる
- ツヤが出る期間は短い(長くて2週間~1ケ月)
- スプレー後はワックス臭がする(数分経つと消える)
- 10mlあたり14円とやや高い
- 広い範囲での拭き掃除は大変
商品の詳細(耐久期間・使えるところ)
商品名 | フローリングのつやピカスプレー |
---|---|
容量 | 400ml(詰替えもあり) |
使用目安 | 1㎡あたり約12回噴射 |
成分 | 合成樹脂、溶剤、界面活性剤、水 |
性質 | 弱アルカリ性(PH値8.6) |
使える素材 | フローリング床 (樹脂塗装された木製の床) |
使えない素材 | 油加工された床(オイルステイン等) 油性ワックス等を使用した床 塗装されていない木床(白木床等) 特殊な床(ウルシ・鏡面仕上げ等) 土足で歩く床、石床 |
光沢度 | |
耐久期間 | |
滑りにくさ | |
拭き取りやすさ | |
洗浄力 | |
価格 | 税込545円(楽天価格) |
リンク |
Amazon
楽天 Yahoo |
【レビュー】フローリングのつやピカスプレーを試した感想
ワックス臭が苦手な方は、香り付きのスプレーワックスがおすすめです。
拭き取りやすさ
ノズルの先にストッパーが付いており、上にあげてからトリガーを引きます。
液体は透明で、合成樹脂に加えて汚れを落とすために界面活性剤や溶剤が入っています。
乾いた布にスプレーして拭き取ります。やや抵抗があるので、柔らかいタオルだと拭きにくいです。
- 直接床にスプレーすると均一に塗り広げにくくなるため、塗りムラが起こりやすいです。
- 濡れた布を使うと、水で薄まってしまい効果が弱まります。
- マイクロファイバークロスなどの化学ぞうきん等は使用しない
間違った使い方をすると塗りムラが起きたり、滑りやすくなることがあります。
戸建ての床全面には大変なので、リビングや階段、汚れが気になった部分など範囲を絞って使用するといいかと思います。
賃貸で一人暮らしの方の場合、本格的なボトルタイプの床ワックスが使用不可な場合、代わりにスプレータイプがおすすめです。
退去する1ケ月前から使用しなければそのうち効果が消えてなくなります。
【光沢度は50点】フローリングのつやピカスプレー
塗る前の写真
フローリングのつやピカスプレーを使って1回目の使用前後
うっすらと、反射しているように見えます。
下記は光の反射が良い角度で撮影すると、フローリングがやや濃くなったような感じになります。
フローリングのつやピカスプレーを使って2回目の使用前後
1回目よりも少しツヤが出ました。
光沢度は「中」です。
掃除をしながらここまでのツヤがでるなら十分だと思います。
もっとツヤが欲しいという方には最高の輝きを誇る「スーパーグロス」がおすすめです。
塗り重ねるたびに滑りにくくなる
板を傾けて、黒いスポンジが滑り始めた角度が何度になるか?検証しました。
何も塗っていない面は27度の角度で滑り始めます。対して、2回重ね塗りした面は29度で滑りました。
1回目
(変わらず)2回目
(やや効果あり)子供や高齢者の安全のためや、ペットの関節を守りたい場合には、滑り止め効果の高いワックスがおすすめです。
フローリングのつやピカスプレーの洗浄力は?
下記は使用前の汚れです。
使用後はキレイに取れて、少しツヤが戻りました。
一般的なお掃除用の中性洗剤よりやや洗浄力が高いです。つや出し効果も得られるのでせっかく掃除するならワックス効果がある方がおすすめです。
床掃除に床用以外を使うと、よくない理由
- フローリングの素材自体が劣化しやすい
- ワックスの被膜が溶ける(ツヤが無くなる・保護膜が剥がれる)
- 滑りやすくなる
耐水性能が高く、水に濡れたまま放置しても白くなりにくい
水を垂らして放置してみました。1時間後を見ても変化なしです。
拭き取った直後の一瞬は白っぽく見えましたが、5秒後には元の色に戻りました。白くなった部分は見分けがつかないです。
耐水性は高い部類になります。
拭き取る際に「ゴシゴシ」と力を入れて擦ると、ワックスが剥がれてしまうことがあるので注意してね。
一度床が白くなると完全に元に戻すことができない場合があります。完全に戻す方法は部分的にワックスを剥がす必要があります。
まとめ:床のメンテナンスで悩んだらコレ
汚れを落としながらツヤが出るのは一石二鳥なのでおすすめです。
スプレータイプのワックスではオーソドックスな性能ですので、初めて使われる場合に悩んだらコレ。という商品です。
最後にまとめると下記は「フローリングのつやピカスプレー」がおすすめな場合です。
- 一人暮らしの方
- ワックスをかけた床のメンテナンスをしたい方
- 本格的なボトルタイプは面倒だと思う方
- 手軽にワックス効果を得たい方
詰め替えタイプもあります。
スプレータイプのワックスを使うときの裏技
※正しいやり方ではありませんので個人の判断でお願いします。
スプレータイプの本来のやり方は、布にスプレーしてかがんで床を拭くことになりますが、広い範囲の場合は大変です。
そこで私の場合は、床に直接ワックスをスプレーした後に掃除用のウエットシートで掃除する感覚で床全面を拭き上げます。
ウエットシートの洗浄成分によって効果が弱まり、本来の8割程度のツヤになりますがその分ラクです。