ワックス効果と汚れ落としが同時にできます。
平均的な性能の「フローリングのつやピカスプレー」よりやや洗浄力が高く、コスパの良いクリーナーです。
ボトルタイプのワックスのようにピカピカのツヤにはなりませんが、床の輝きは変わります。
スプレータイプはそのまま使っても効果はありますが、基本的にボトルタイプのワックスを塗った床の、日々のメンテナンスに使うのがおすすめです。
- 一人暮らしの方
- ワックスをかけた床のメンテナンスをしたい方
- 本格的なボトルタイプは面倒だと思う方
- 手軽にワックス効果を得たい方
Amazonの場合、500円以内で買えるのでコスパ良いワックスです。
【リンレイ】つやピカ透明クリーナーの特徴
- 汚れを落としながらツヤを出す
- スプレータイプのワックスではコスパ最強
これらに加えてメリット・デメリットや、商品の詳細(使える部分など)をご紹介します。
つやピカ透明クリーナーのメリット・デメリット
写真は重ね塗り(2回)の比較です。左側は塗っていません。
- 床掃除しながらツヤが出てキレイになる
- 手軽にワックス効果が得られる
- 10mlあたり8円と安い(Amazon価格参考)
- やや滑りにくくなる
- ツヤが出る期間は短い(長くて2週間~1ケ月)
- 広い範囲での拭き掃除は大変
商品の詳細(耐久期間・使えるところ)
商品名 | つやピカ透明クリーナー |
---|---|
容量 | 500ml(詰替えもあり) |
使用目安 | 1㎡あたり約12回噴射 |
成分 | 界面活性剤(13%陰イオン系)、溶剤 |
液性 | 弱アルカリ性(PH値8.8) |
使える素材 | フローリング床 (樹脂塗装された木製の床) |
使えない素材 | 油加工された床(オイルステイン等) 油性ワックス等を使用した床 塗装されていない木床(白木床等) 特殊な床(ウルシ・鏡面仕上げ等) 土足で歩く床、石床 |
光沢度 | |
耐久期間 | 2週間~1ヶ月 |
滑りにくさ | |
拭き取りやすさ | |
洗浄力 | |
価格 | 税込389円(Amazon価格) |
リンク |
Amazon
楽天 Yahoo |
【レビュー】つやピカ透明クリーナーを試した感想
拭き取りやすさ
ノズルの先にストッパーが付いており、上にあげてからトリガーを引きます。
液体は透明で、合成樹脂に加えて汚れを落とすために界面活性剤や溶剤が入っています。
床に直接スプレーして拭き取ります。やや抵抗があるので、柔らかいタオルだと拭きにくいです。
- 濡れた布を使うと、水で薄まってしまい効果が弱まります。
- マイクロファイバークロスなどの化学ぞうきん等は使用しない
間違った使い方をすると塗りムラが起きたり、滑りやすくなることがあります。
戸建ての床全面には大変なので、リビングや階段、汚れが気になった部分など範囲を絞って使用するといいかと思います。
賃貸で一人暮らしの方の場合、本格的なボトルタイプの床ワックスが使用不可な場合、代わりにスプレータイプがおすすめです。
退去する1ケ月前から使用しなければそのうち効果が消えてなくなります。
【光沢度は50点】つやピカ透明クリーナー
塗る前の写真
つやピカ透明クリーナーを使って1回目の使用前後
うっすらと、反射しているように見えます。
下記は光の反射が良い角度で撮影すると、フローリングがやや濃くなったような感じになります。
つやピカ透明クリーナーを使って2回目の使用前後
1回目よりも少しツヤが出ました。
光沢度は「中」です。
掃除をしながらここまでのツヤがでるなら十分だと思います。
もっとツヤが欲しいという方にはボトルタイプのワックスがおすすめです。「スーパーグロス」がワックスの中で最もツヤが出ます。
塗り重ねるたびに滑りにくくなる
板を傾けて、黒いスポンジが滑り始めた角度が何度になるか?検証しました。
何も塗っていない面は27度の角度で滑り始めます。対して、2回重ね塗りした面は33度で滑りました。
1回目
(やや効果あり)2回目
(ボトルタイプの平均と同等の効果)子供や介護のため、ペットのために滑りにくくしたい場合には、滑り止め効果の高いワックスがおすすめです。
つやピカ透明クリーナーの洗浄力は?
メーカー公式サイトには「主成分の新SRポリマーにより、汚れを溶かして浮き出す効果があり、かるく拭くだけで汚れが落ちる」と表記されています。
SRポリマーって何のこと?
SRポリマーとは合成樹脂のことです
弱アルカリ性なので、ワックスを塗った床でも剥がれることなく、汚れだけを落とします。
一般的なお掃除用の中性洗剤よりやや強力です。つや出し効果も得られるのでせっかく掃除するならワックス効果がある方がおすすめです。
床掃除に床用以外を使うと、よくない理由
- フローリングの素材自体が劣化しやすい
- ワックスの被膜が溶ける(ツヤが無くなる・保護膜が剥がれる)
- 滑りやすくなる
耐水性能が高く、水に濡れたまま放置しても白くなりにくい
水を垂らして放置してみました。1時間後を見ても変化なしです。
拭き取った直後の一瞬は白っぽく見えましたが、5秒後には元の色に戻りました。白くなった部分は見分けがつかないです。
耐水性は高い部類になります。
拭き取る際に「ゴシゴシ」と力を入れて擦ると、ワックスが剥がれてしまうことがあるので注意してね。
一度床が白くなると完全に元に戻すことができない場合があります。完全に戻す方法は部分的にワックスを剥がす必要があります。
【口コミ】使った人の評価は?
マイナスの評価は非常に少なく、良い評価がほとんどでした。
マイナスの口コミ
確かにピカピカして綺麗にはなるんですが、ワックスいらずではないですね。ちょっと跡がついたりするので、それは水ぶきをした方が良さそうです。ただ、値段的にかなりお安く購入したので、星は3で!!
引用:Amazon
もっとツヤツヤした感じになるのかと思いましたが、ワックスような効果を期待してはいけない。そもそもツヤのあるフローリングに使う感じかな。
引用:Amazon
プラスの口コミ
子どもがよく水物をこぼすので、こまめに気軽にかけられるコーティング剤を探していました。シートタイプのワックスだとコスパが悪い気がして、こちらに乗り換え。気になった範囲からちょこっとだけかけることができとても便利です。
引用:Amazon
ピカピカになります。床がきれいになると部屋が明るくなった気がしますね。使い方はシュッシュと床にスプレーしながら雑巾で拭き上げていくだけ。マイクロファイバーではなく雑巾を使いましょう。汚れ落としをしつつ同時に簡易ワックスのような効果を得られます。クリーナーで掃除してからワックスを塗り込むという二度手間が必要ありません。
引用:Amazon
まとめ:スプレータイプのワックスで最もコスパがいい
500mlとたっぷり入っているのに、安くて性能も高いワックスですので、特にこだわりが無いのであればつやピカ透明クリーナーで十分満足できます。
- 一人暮らしの方
- ワックスをかけた床のメンテナンスをしたい方
- 本格的なボトルタイプは面倒だと思う方
- 手軽にワックス効果を得たい方
- コスパを求める方
特にボトルタイプのワックスを塗った床のメンテナンスには最適です。
詰替えもあります。
スプレータイプのワックスを使うときの裏技
※正しいやり方ではありませんので個人の判断でお願いします。
スプレータイプの本来のやり方は、布にスプレーしてかがんで床を拭くことになりますが、広い範囲の場合は大変です。
そこで私の場合は、床に直接ワックスをスプレーした後に掃除用のウエットシートで掃除する感覚で床全面を拭き上げます。
ウエットシートの洗浄成分によって効果が弱まり、本来の8割程度のツヤになりますがその分ラクです。