光の反射によって床のスリキズが気になる……。そんなことはありませんか?
フローリングが濃い色の場合、イスの引きずりキズや、スリキズなど細かなキズでも目立ちやすいです。
スタイルクリーナーダークを使うと、合成樹脂により細かなキズ(溝)を埋めることでスリキズが目立ちにくくなります。
また溝を埋めながら、新たに被膜が造られることでキズつきにくくなり、表面が平らになることで深みのあるツヤがでます。
一般的なスプレータイプのワックスはそのまま使っても効果はありますが、スタイルクリーナーダークはリンレイのワックスが塗られた床しか使えない。と公式サイトには書かれています。
リンレイのワックスを塗った床以外にも、一応使えます。
今回は何も塗っていない床に使うとどうなるのか?試してみました。
- 濃い色の床でスリキズを消したい方
- リンレイのワックスをかけた床のメンテナンスをしたい方
- 光沢度を抑えたい方
- 手軽にワックス効果を得たい方
スタイルコートダークを使用される場合に最も最適なメンテナンス用のクリーナーです。
【リンレイ】スタイルクリーナーダークの特徴
- 汚れを落としながらスリキズを消す
- 光沢度は高くない
これらに加えてメリット・デメリットや、商品の詳細(使える部分など)をご紹介します。
スタイルクリーナーダークのメリット・デメリット
写真は重ね塗り(2回)の比較です。左側は塗っていません。
- 床掃除しながらスリキズが消える・目立ちにくくなる
- 手軽にワックス効果が得られる
- ツヤが出る期間は短い(長くて2週間~1ケ月)
- 光沢は低め
- リンレイのワックスを塗った床のみ対応
商品の詳細(耐久期間・使えるところ)
商品名 | スタイルクリーナーダーク |
---|---|
容量 | 400ml |
使用目安 | 1㎡あたり約6回噴射 |
成分 | エタノール、高分子界面活性剤 非イオン界面活性剤(アルキルアミンオキシド) グリコールエーテル系溶剤 |
性質 | 弱アルカリ性(PH値8.6) |
使える素材 | フローリング床 (樹脂塗装された木製の床) |
使えない素材 | 樹脂ワックスが塗られていないフローリング床 リンレイのワックス以外を塗った床 ビニール製の床 油加工された床(オイルステイン等) 油性ワックス等を使用した床 塗装されていない木床(白木床等) 特殊な床(ウルシ・鏡面仕上げ等) 土足で歩く床、石床 |
光沢度 | |
耐久期間 | |
滑りにくさ | |
拭き取りやすさ | |
洗浄力 | |
価格 | 税込411円(Amazon価格) |
リンク |
Amazon
楽天 Yahoo |
【レビュー】スタイルクリーナーダークを試した感想
拭き取りやすさ
ノズルの先にストッパーが付いており、上にあげてからトリガーを引きます。
乾いた布にスプレーして拭き取ります。やや抵抗があるので、柔らかいタオルだと拭きにくいです。
- 直接床にスプレーすると均一に塗り広げにくくなるため、塗りムラが起こりやすいです。
- 濡れた布を使うと、水で薄まってしまい効果が弱まります。
- マイクロファイバークロスなどの化学ぞうきん等は使用しない
間違った使い方をすると塗りムラが起きたり、滑りやすくなることがあります。
戸建ての床全面には大変なので、リビングや階段、汚れが気になった部分など範囲を絞って使用するといいかと思います。
賃貸で一人暮らしの方の場合、本格的なボトルタイプの床ワックスが使用不可な場合、代わりにスプレータイプがおすすめです。
退去する1ケ月前から使用しなければそのうち効果が消えてなくなります。
【光沢度は20点】スタイルクリーナーダーク
塗る前の写真
スタイルクリーナーダークを使って1回目の使用前後
塗る前とほぼ変わらず。
スタイルクリーナーダークを使って2回目の使用前後
若干色が濃くなったように見えます。
光沢度は「下の中」です。
もっとツヤが欲しいという方にはボトルタイプのワックスがおすすめです。「スーパーグロス」がワックスの中で最もツヤが出ます。
使用後はサラサラになる
板を傾けて、黒いスポンジが滑り始めた角度が何度になるか?検証しました。
何も塗っていない面は27度の角度で滑り始めます。対して、2回重ね塗りした面は26度で滑りました。
1回目
2回目
使用する前よりもサラサラになります。
梅雨や夏のジメジメした時期に使用すると素足で歩いてもベタベタしないので快適になります。
スタイルクリーナーダークの洗浄力は?
一般的な掃除用の中性洗剤では拭いても変わらない床のシミは消えました。白い床ですが効果はありました。
床掃除に床用以外を使うと、よくない理由
- フローリングの素材自体が劣化しやすい
- ワックスの被膜が溶ける(ツヤが無くなる・保護膜が剥がれる)
- 滑りやすくなる
耐水性能が高く、水に濡れたまま放置しても白くなりにくい
水を垂らして放置してみました。1時間後を見ても変化なしです。
拭き取った後も特に変わらず、耐水性が高いです。
拭き取る際に「ゴシゴシ」と力を入れて擦ると、ワックスが剥がれてしまうことがあるので注意してね。
一度床が白くなると完全に元に戻すことができない場合があります。完全に戻す方法は部分的にワックスを剥がす必要があります。
まとめ:濃い色のフローリングに最適。明るい床でも使える
リンレイのワックスを塗った床限定のスプレーワックスですが、ワックスを塗っていない床でも効果はあるので使えました。
光の反射で床のスリキズが目立って気になる場合に是非使用して欲しいワックスです。
スプレータイプのワックスを使うときの裏技
※正しいやり方ではありませんので個人の判断でお願いします。
スプレータイプの本来のやり方は、布にスプレーしてかがんで床を拭くことになりますが、広い範囲の場合は大変です。
そこで私の場合は、床に直接ワックスをスプレーした後に掃除用のウエットシートで掃除する感覚で床全面を拭き上げます。
ウエットシートの洗浄成分によって効果が弱まり、本来の8割程度のツヤになりますがその分ラクです。