ラグロンのスプレータイプ「ワックス&クリーナー抗菌プラス」

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汚れ落としと、ワックス効果が同時にできるスプレータイプのワックスです。

数少ない抗菌効果もあり、床の菌やウイルスの繁殖を抑えるので、「はいはい・ずりばい」を始めた子供がいる家庭に最適です。

ワックス&クリーナー抗菌プラスがおすすめな方
  • 小さな子供がいる家庭
  • 手軽にワックス効果を得たい方

液体で塗るタイプのワックスとは違い洗浄成分が入っているため、ワックスとしての効果は低いです。ワックス本来の効果「キズ対策・光沢・滑りにくさ」を求める場合はボトルタイプをご使用ください。

目次

【ラグロン】ワックス&クリーナー抗菌プラスの特徴

  1. 汚れを落としながらツヤを出し汚れを付きにくくする
  2. 抗菌により食中毒や感染症の原因の繁殖を抑える

これらに加えてメリット・デメリットや、商品の詳細(使える部分など)をご紹介します。

ワックス&クリーナー抗菌プラスのメリット・デメリット

写真は重ね塗り(2回)の比較です。左側は塗っていません。

ワックス&クリーナー抗菌プラス
総合評価
( 1.5 )
メリット
  • 床掃除しながら床を抗菌する
  • 手軽にワックス効果が得られる
デメリット
  • ツヤが出る期間は短い(約1ケ月)
  • 10mlあたり35円と高い
  • 耐水性が低い(水に濡れたままだと白くなりやすい)

商品の詳細(耐久期間・使えるところ)

商品名
ワックス&クリーナー抗菌プラス
容量250ml
使用目安1㎡あたり約10回噴射
成分合成樹脂、水
自己分散性ポリマー
使える素材フローリング床
(樹脂塗装された木製の床)
クッションフロア・化学タイルなど
樹脂ワックスが塗布してある床
使えない素材油加工された床(オイルステイン等)
油性ワックス等を使用した床
塗装されていない木床(白木床等)
特殊な床(ウルシ・鏡面仕上げ等)
土足で歩く床、石床
光沢度
耐久期間約1ヶ月
滑りにくさ
拭き取りやすさ
洗浄力
価格税込878円(Amazon価格)
リンク Amazon
楽天
Yahoo

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【レビュー】ワックス&クリーナー抗菌プラスを試した感想

拭き取りやすさ

ノズルの先は回転させるタイプのトリガーです。

液体は透明で、床に直接スプレーして拭き取ります。使用目安は1㎡あたり10回です。

パッケージに書いている通り、「水拭き感覚」で拭き取れます。

スプレータイプのワックスは拭き取る際にやや抵抗があり、拭き取りにくいものがほとんどです。

スプレーワックスを失敗する原因
  • 濡れた布を使うと、水で薄まってしまい効果が弱まります。
  • マイクロファイバークロスなどの化学ぞうきん等は使用しない
筆者

間違った使い方をすると塗りムラが起きたり、滑りやすくなることがあります。

戸建ての床全面には大変なので、リビングや階段、汚れが気になった部分など範囲を絞って使用するといいかと思います。

賃貸で一人暮らしの方の場合、本格的なボトルタイプの床ワックスが使用不可な場合、代わりにスプレータイプがおすすめです。

退去する1ケ月前から使用しなければそのうち効果が消えてなくなります。

【光沢度は45点】ワックス&クリーナー抗菌プラス

塗る前の写真

ワックス&クリーナー抗菌プラスを使って1回目の使用前後

右半分が塗った面
右半分が塗った面

若干ですが濃くなったように見えます。

ワックス&クリーナー抗菌プラスを使って2回目の使用前後

1回目とほぼ変わらず。

光沢度は「中の下」です。

もっとツヤが欲しいという方にはボトルタイプのワックスがおすすめです。「スーパーグロス」がワックスの中で最もツヤが出ます。

使用後は床がサラサラになる

板を傾けて、黒いスポンジが滑り始めた角度が何度になるか?検証しました。

何も塗っていない面は27度の角度で滑り始めます。対して、2回重ね塗りした面は24度で滑りました。

1回目

2回目

使用する前よりもサラサラになります。

梅雨や夏のジメジメした時期に使用すると素足で歩いてもベタベタしないので快適になります。

ワックス&クリーナー抗菌プラスの洗浄力は?

一般的な掃除用の中性洗剤では拭いても変わらない床のシミは消えました。白い床ですが効果はありました。

床掃除に床用以外を使うと、よくない理由

  • フローリングの素材自体が劣化しやすい
  • ワックスの被膜が溶ける(ツヤが無くな・保護膜が剥がれる)
  • 滑りやすくなる

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耐水性能は低い。水に濡れたまま放置すると白くなる

水を垂らして放置してみました。1時間後を見ても特に変わった様子はありませんでしたが……。

水を垂らした直後
放置して1時間後

拭き取った後は真っ白になりました。

筆者

ワックスの中で最も耐水性が無いかもしれません。

拭き取る際に「ゴシゴシ」と力を入れて擦ると、ワックスが剥がれてしまうことがあるので注意してね。

一度床が白くなると完全に元に戻すことができない場合があります。完全に戻す方法は部分的にワックスを剥がす必要があります。

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まとめ:作業効率と抗菌性を求めるなら

スプレータイプで唯一、抗菌性を発揮するワックスです。

小さな子供がいる家庭だけでなく、玄関周りなどの菌やウイルスを持ち運びやすい部分に使用すると衛生的にいいと思います。

拭き取りやすいのでササっとキレイにできるので、水に濡れて放置しないことさえ気を付けば良いワックスですので一度使ってみてください。

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スプレータイプのワックスを使うときの裏技

※正しいやり方ではありませんので個人の判断でお願いします。

スプレータイプの本来のやり方は、布にスプレーしてかがんで床を拭くことになりますが、広い範囲の場合は大変です。

そこで私の場合は、床に直接ワックスをスプレーした後に掃除用のウエットシートで掃除する感覚で床全面を拭き上げます。

筆者

ウエットシートの洗浄成分によって効果が弱まり、本来の8割程度のツヤになりますがその分ラクです。

ゴシゴシし過ぎないように拭き取るのがコツです。力を入れすぎたり、こすりすぎるとワックスがムラになることがあります。

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Q&A

床暖房の床に使用できるか?

使用できます。スイッチを切ってから、床の表面温度がしっかりと下がってから使用してください。

剥がす場合はどうするのか?

オール床クリーナーなどのワックスはがし剤でキレイに剥がせます。

1ケ月程度放置していれば、そのうち膜が取れてなくなります。

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この記事を書いた人

フローリングワックスのマニア。これまでに使用したワックス関連品は100種類以上。ワックスの塗り方・剥がし方、商品の性能・特徴などを忖度なしで紹介。

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