床ワックスをキレイに塗るには、技術よりも使用する道具が重要です。
専用のワイパーやシート・モップを使うだけでも仕上がりに大きく影響します。
本記事では専用の塗布具を使って、床ワックスを塗ったことが無い初心者の方でもプロ並みの仕上がりにできるコツを紹介しています。
これまでに100種類以上の床ワックスに関するアイテムを使ってきたマニア。使い方や商品の違いなど、初心者の方にも分かりやすく解説しています。ワックスに関する知識は日本一かも?
今回紹介する専用の道具です。
付属で付いている透明トレーが便利
ワックスをムラなくキレイに塗るポイントは、容器やトレーにワックスを注ぎ、先に染み込ませてから塗ることです。
床に直接撒くと、慣れていないと塗りムラが起こりやすく失敗する原因になります。
本記事で紹介しているワイパー・モップには、透明のトレーが付いています。
ワイパーの先端部分がすっぽりと入るサイズになっています。
トレーの底部分に突起があり、ワックスを注ぐ目安になっています。
トレーに代用できそうな、ワイパーのヘッドが入る容器は意外とないので捨てずに保管しておいた方がいいです。
オールワックスワイパーEXを使って効率よくワックスを塗る
ワックスがけは、部分的にやる場合を除いて立って塗ることが効率よく、キレイに仕上がります。
ぞうきんでかがんで塗ると、負担がかかるだけでなく、塗りムラになりやすいためおすすめできません。
お掃除用のフローリングワイパーでも代用は出来ますが、ワックスがけ用のワイパーとは違って先端がクルクル動きやすいため、塗る際にブレて塗りムラの原因になります。
オールワックスワイパーEXはワックスがけ専用のワイパーです。
3点セットになっています。
- 専用のワイパー(普段の掃除でも使える)
- 替えのシート
- 専用のトレー
先端がブレないので固定されているのでワックスが塗りやすいです。
吸水性抜群の専用モップなら1度で広い範囲に塗れる
専用のワイパーにもシートが付いていますが、最もキレイに塗るには専用のモップがおすすめです。
シートと比べると吸水性が高く、塗れる範囲が倍以上に広がります。
シートの場合、塗っている途中でかすれてしまうことがあるのですが、モップだとかすれが起こりにくいです。
またマジックテープで止める仕様になっているため、市販のフローリングワイパーには取付け可能です。
専用シート・モップの使い方「ワックスを注ぐ量に注意」
シートとモップで、専用にトレーに注ぐ量を変えた方がキレイに塗れます。
シートの場合はやや少なめに
染み込ませる際は、上から押し付けるように力を入れます。
メーカーが推奨している専用トレーに入れる目安は、底に付いた凸が隠れる程度ですが、シートを使用する場合はやや少なめに注ぐことがポイントです。
凸が隠れる程度に注ぐと下記の写真のようにワックスが少し残ります。
ワックスを無理に染み込ませしすぎると、厚塗りになってしまい塗りムラができる原因になります。
モップは凸が隠れるくらいがベスト
モップの場合は染み込む量が増えるので、メーカーが推奨している量で問題ありません。
シート同様に、染み込ませる際は、上から押し付けるように力を入れます。
染み込んだ後にワイパーを持ち上げると、ワックスは全てモップに吸収されています。
オールワックスモップの使用前は水で濡らす
水に濡らして大丈夫なの?と思うかも知れませんが、水で洗うのは重要なポイントです。
新品のモップを使用する場合、モップの細かな毛が抜けてワックスと一緒に固まる場合があります。
水洗いしてしっかりと毛を流しきります。
また、乾いた状態だとワックスの吸収が悪いため、使用する前に水で濡らすことでワックスの吸収が良くなります。
まとめ:ワックスがけは専用の道具を使えば失敗しない
床ワックスを塗る際にお金をかけたくないからといって、ぞうきんやタオルなどでワックスを塗り広げるとうまく塗れずに失敗しやすいです。
そんな場合は、専用のモップを使うだけでも仕上がりが異なるのでおすすめです。
マイクロファイバークロスは使用しないようにご注意ください。ツヤが無くなったり、滑りやすくなります。
部分的にワックスを塗りたい場合はハンディワイパーがおすすめです。
ワックスがけを失敗しない方法について下記の記事でまとめています。
初めて使用される場合にはワックスの選び方も含め、知っておくべきことをまとめています。
ワックスの種類が多くて選べない……。という方に、種類別で全100個をランキング形式で紹介しています。