【売上№1】リンレイオールの特徴や使い方・メンテナンス方法を紹介

  • URLをコピーしました!

一般家庭用のワックスでは日本で一番売れている「リンレイのオール」。他のワックスとの違い特徴などデメリットも含めて紹介します。

実際に使用したレビューや使用者の口コミなども、まとめていますのでご参考ください。

目次

リンレイオールワックスとは?基本的な特徴

一般的なフローリングワックスで主流の樹脂タイプのワックスになります。

塗って乾かすだけなので初心者の方でも簡単に使用できるのでお試しください。

ワックスの効果とは?

  • ツヤが出てキレイに見える(高級感UP)
  • コーティングにより床を保護
  • 表面の細かな凸凹が埋まり床掃除が楽になる

使用できる床材は、代表的な合板フローリング(無垢フローリングは使用不可)を含め、クッションフロアなどのビニール製の床・Pタイルなどの化学タイルに対応しています。

また近年増加しているワックスが密着しにくい、UV塗装面やワックスフリー床材にも使用可能です。

下記はリンレイオールの詳細になります。

商品名
リンレイオール
容量500ml・1L ・4L・18L
使える面積約30畳・約60畳・約240畳・約1,080畳
成分合成樹脂(アクリル樹脂)、水
使える素材フローリング床(表面加工された床)
ビニール製の床、UV塗装床
ワックスフリー床
使えない素材油加工の床(オイルステイン・ロウ仕上げ)
塗装されていない床・ウルシ等特殊な床
ロウタイプのワックスが塗られた床
土足で歩く床、石床
耐久期間6ケ月
価格637円(Amazon価格)
リンク Amazon
楽天
Yahoo
※面積は1度塗りの数値です。2度塗りの場合は半分になります。

購入できる場所はホームセンターやドラッグストア・スーパーなどのお掃除用の洗剤などを取り扱っている販売店やネット等で販売されています。

ちなみにイオン限定で700mlサイズも販売されています。

目次に戻る

リンレイオールワックスが人気の理由

昭和19年9月(1944年)に東日本特殊塗装剤工業株式会社という名のもと、企業合同で日本唯一のワックスメーカーとしてスタートしたのが始まりです。

その後、社名が変わり現在では株式会社リンレイとして家庭用床ワックスの日本№1のシェアを誇っています。

「オール」は数多くあるワックスの中でも最も売れている商品でパッケージには売上№1が記載されたシールも貼られています。2023年頃からシールのデザインが変更となり現在は変わっています。

参照:Amazon

床ワックスのパイオニアとして販売され続けてきたリンレイのオールは手ごろな価格で、本格的なワックス効果があることから、リピート率・売上ともに№1となっています。

さらに数年に1度の頻度で、環境や住宅状況に合わせて内容液のリニューアルがされており、幅広い床材に使用できるのも人気の一つです。

2023年には1ランク上の「オールプレミアム」という商品も新発売されています。

目次に戻る

リンレイオールワックスの使い方「4つの手順で解説」

こちらでは実際にワックスを塗る手順を解説いたします。

step1 ワックスがけ前の準備(必要な道具)

まず始めに必要な道具をご紹介します。

ワックス以外に道具にお金をかけたくない方は、布やぞうきん(化学ぞうきん以外)に染み込ませて塗る方法がありますが、塗りムラになる可能性が高いため、おすすめしません。

ワックスを塗るための専用のシートやモップがおすすめです。

掃除用のワイパーに取り付けて塗ると、かがんで手で塗るより圧倒的にラクで作業時間も短縮できます。

失敗することもほぼありません。

step2 床の洗浄・掃除(汚れや古いワックスの除去)

床掃除によって仕上がりに影響します。注意すべきことは下記の2点です。

  • 床についたホコリを掃除機で取り除きます。
  • 油分(皮脂)をウエットシートで取ります。

一般的にリンレイオールを含めた「樹脂ワックス」は水性のため、フローリング表面に付いた油汚れ「皮脂」などがあると、弾いてしまい塗りムラになります。

初心者の方は失敗しやすい原因の一つですのでご注意ください。

使用時に不安な場合は油分を取れる専用の床クリーナーシートが便利です。

ワックスが塗られた床の場合も同様に掃除をしてから塗ります。

5回、6回と重ねてワックスが塗られた床の場合はワックスを剥がす剥離作業をおこなってからワックスを塗ります。

剥離の手順や作業内容は「初心者でも失敗しないワックスの剥離方法と9つの便利グッズを紹介」にて解説しています。

step3 ワックスの塗布(均等に塗るコツや注意点)

ワックスを塗る際は部屋の隅からフローリングの木目に沿って塗り始めます。

均等に塗るコツは、シートやモップに染み込ませた後に力を入れず、塗り広げることです。床掃除のようにゴシゴシこすると塗りムラになります。

また、ぞうきんがけやワイパーで塗る場合を含め、床から離す際に真上に上げてしまうと部分的にワックスが残り、ムラになることがあります。

上手くやるコツは斜め上に徐々に上げることです。

step4 乾燥と仕上げ(ワックスの乾燥時間と艶出し方法)

乾燥時間は約30分です。ただし、天候や季節により左右されます。

梅雨時期などの湿度が高い日は、乾燥に1時間程度要することもあります。

メーカー公式のアドバイスページ

目次に戻る

メンテナンス方法(長持ちさせる方法)

日常的なお手入れ方法

普段は掃除機やほうきでゴミを取り除き、ウエットシートで拭き掃除で問題ありません。

洗剤を使用する際にはアルカリ性のタイプはご注意ください。ワックスが溶けて剥がれる原因になります。

汚れを落としながらワックス効果が得られるシートがおすすめで、掃除をしながら簡易的にワックス効果が得られます。

キズや汚れが付いた場合の補修方法

リンレイオールの場合耐久期間は6ヶ月ですので、半年に1回の塗布が必要です。

使用場所により、異なりますが半年周期に5~8回重ね塗りすると徐々にフローリングがくすんできます。キズが付いた場合も同様ですが、剥離作業をおこない再度ワックスを塗ります。

重ね塗りすると、くすむ原因

掃除をしても細かい汚れが床面(ワックス被膜の表面)に付着し、その上からワックスを塗ると被膜との間に汚れが入ります。

半年周期でワックスがけを繰り返すことで徐々に蓄積していき、くすんで(黒ずんで)見えるようになります。

目次に戻る

リンレイオールの口コミ(使用者の声)

プラスの口コミ

スクロールできます

フリーリング用の定番ワックス。お手軽にキレイになります。ただ、耐久性は半年くらいかな。

参照:Amazon

昔ながらの信頼できるメーカーで愛用しています。
床にツヤが出て、傷も付きづらくなる気がします。

参照:Amazon

初めてのワックスがけで、厚塗りをしてしまったようで30分経った後完全に乾いていない(ペタペタ)状態で二度塗りをしてしまってすこしダマになりまだらになってしまいました…。次回する時は1時間くらい乾かして完璧に塗りたいです。
それでもツヤツヤでとてもきれいです
同ブランドのモップの先の部分だけ買い使いましたがお蔭様ですごく楽に塗布できました。

参照:Amazon

放置して老朽化したリビングのフローリングが蜜蝋でかなり復活したので、ダメ押しでワックスをかけてみました。
この結果、気持ちいいくらい艶が出て、ほとんど新築時と変わらない表面になったと思います。
3度ほど塗り重ねましたが、光の加減でムラが見えてしまうと、どうしても上塗りしたくなってしまい、最後までムラが残ってしまいました。
なるべく薄く塗って気長に乾くのを待ち、丁寧に塗り重ねることでもっときれいな仕上がりになると思います。

参照:Amazon

他のを使ったことが無いので比較のしようが無いけれど。 業者もこれを使ってたので、安いしこれを使ってます。

参照:楽天市場

簡単にwax書かれてお気に入りの製品です。 一人暮らしだと半年から一年は大丈夫だと思います

参照:楽天市場

床を掃除した後、油も汚れも無くなって、凄く綺麗になった

参照:楽天市場

大掃除用に買いました。毎年全室は出来ないので汚い床が多い部屋だけワックスがけしています。リンレイの床クリーナーとセットで使うと間違えるほど綺麗になります。

参照:楽天市場
参照:楽天市場

マイナスの口コミ

スクロールできます

新築時から続けてフローリングや木製品の保護や艶出しに使用しています。使い方も安易で仕上がりも良いですが厚塗りするとムラや塗布後のベタ付きが無くなるまで時間がかかりますので丁寧に作業することが必要です。

参照:Amazon

思っていたより効果感じない

参照:Amazon

光沢が無いです
賃貸マンションのフローリングに新築時に塗布されたワックスが一部剥がれて光沢が無くなったのでこれを塗ってみた。
ワックス効果は不明、見た目は変化無してす。
光沢が残ってる部屋とこのワックスの部屋とでは明らかに違います。

参照:Amazon

本当にいいものなのか判断がつきません。
容量にしては値段は手ごろなくらいでしょうか。
あくまで個人の見解です。

参照:Amazon

このワックスは、ハード系でもなく、少しの引っかきで剥がれます。白い粉を拭いた感じになるので、剥げた所も分かります。また、水滴を放置すると白くなりますので、床に水滴が落ちる事が多い場所では、あまり適さないかもです。

参照:Amazon

ワックスとしては塗りやすく、ツヤも出て、価格も安いです。ただ、コロナ禍でアルコールを多用する時代になり、このワックスを使用した場所にアルコールをかけると、真っ白に変色して剥がすのがとても大変です!

参照:Amazon

3回は塗らないとピカピカにはならないし、3回塗っても1ヶ月経ったら艶がなくなっているのは我が家だけ?
なので耐久性は…です。
使いやすいのは確かです。
わたしはワイパーで塗り塗りしていますがムラにならずに綺麗に仕上がりました。

参照:Amazon

目次に戻る

他のワックスとの違い(メリット・デメリット)

2,000円以上の高機能なワックスと比較しました。

デメリット
メリット
  • 耐久期間が6ヶ月と短め
  • 光沢を求める方には物足りない
  • 水やペットの尿には弱い
  • 安価な割に優れた性能がある
  • 塗れる床材が豊富
  • 容量の種類が豊富
  • UV塗装・ワックスフリー床にも対応している
  • アクリル樹脂なので初心者の方でも失敗しにくい

リンレイオールはアクリル樹脂で作られており、塗り広げやすく失敗しにくいため、初めてワックスがけをおこなう方におすすめです。

万が一失敗しても価格が安い分ダメージは少ないです。

初心者向きな「オールワックスシート」もおすすめです。

目次に戻る

よくある質問

床がベタベタする原因と解決方法は?

床掃除をした際に洗剤成分が残ったまま、ワックスを塗るとワックスの被膜が軟化することでベタベタします。洗剤で拭き取っても変わらない場合は、ワックスを剥がすしかありません。

床がザラザラする原因と解決方法は?

床の表面に剥離成分が残ったままワックスを塗り、固まることで表面がザラザラします。部分的にワックスを剥がし、再度塗るしかありません。

床ワックスの使用期限は?

家庭用のタイプは基本的に使用期限はありませんが、一部ロウタイプのワックスで使用期限があります。また外気温が影響するため、高温・低温になる場所で保管すると、成分が分離されて効果がでません。

ワックスを塗ると粉になる原因と解決方法は?

冬の寒い時期での床の表面が極端に冷たい状態でワックスを塗ると床に密着しにくくなり、歩いた際などの衝撃や摩擦によってワックス被膜が破壊されて粉化現象が起こります。対処方法は2つです。床の表面温度を温めるか、密着性の高い「ハイテクフローリングコート」を使用するかです。

衣服や手についた場合の対処方法は?

手に付いた場合、水や40℃程度のお湯でふやかせば取れます。衣服に付いた場合は熱湯を流すと徐々に溶けていきます。

床ワックスを塗っても乾かない場合の対処方法

洗剤成分が残っている場合や、梅雨時期などの湿度が高い日は乾きが遅く乾くまで半日以上かかることがあります。また剥離剤の成分が床に残ったままワックスを塗ると溶けて固まらず、乾かないことがあります。時間が経てばいずれは乾きますが、待てない場合は剥がすしかありません。

ワックスを売っている場所は?

種類を多く取り扱っているのはホームセンターです。ドラッグストアでも販売されていますが、2~3種類と少ないです。ネットでは店頭では見かけないワックスが多くホームセンターよりも安く購入できるのでおすすめです。

ワックス液の捨て方

住んでいる地域の廃棄方法によって異なる場合があります。ほとんどの場合、布や新聞紙に含ませて燃えるゴミとして出すことが多いです。

剥離後の液体の捨て方

ワックス液の捨て方と同様に、住んでいる地域の廃棄方法によって異なる場合があります。ほとんどの場合、布や新聞紙に含ませて燃えるゴミとして出すことが多いです。

目次に戻る

まとめ

日本で1番売れている「リンレイオール」を紹介しました。

フローリングワックスの中では価格が安く最も汎用性のあるタイプです。塗りやすく初心者の方にもおすすめできるワックスですので是非一度お試しください。

フローリングワックスの種類は非常に多く、性能の好み・使用する床材によって最適なものが異なります。

下記記事では、床材に合わせたおすすめのワックスを紹介しております。

ワックスって何種類あるの?もっと多くの候補から選びたいという方に向けて100種類のワックスを紹介しています。

失敗するかもしれない。作業が面倒。という方はハウスクリーニングの業者に依頼するのも一つの手です。

プロが施工してくれるので安心して頼めますし、塗ったことがない場合には手本にもなります。

目次に戻る

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

フローリングワックスのマニア。これまでに使用したワックス関連品は100種類以上。ワックスの塗り方・剥がし方、商品の性能・特徴などを忖度なしで紹介。

目次