床が白く変色した。水に濡れたまま放置したせいで、ワックスが剥がれてしまった…など。
一度白くなると、基本的に元に戻りません。
ワックスを塗った床なら基本的に一度剥離して塗り直す必要がありますが、フロアーメイトなら軽度の状態なら元に戻せます。
※白さの度合いにもよります。場合によっては完全に戻らないことがありますのでご注意ください。
これまでに100種類以上の床ワックスに関するアイテムを使ってきたマニア。使い方や商品の違いなど、初心者の方にも分かりやすく解説しています。ワックスに関する知識は日本一かも?
本来の効果は、洗浄効果とツヤを出すスプレータイプのワックスです。
この程度なら完全に元に戻ります。
- ワックスを塗った床を長持ちさせたい方
- 手軽にワックス効果を得たい方
- 白くなった床を戻したい方
フロアーメイトの特徴
- 汚れを落としながらツヤを出す
- ワックスが白くなった部分を復元する
これらに加えてメリット・デメリットや、商品の詳細(使える部分など)をご紹介します。
フロアーメイトのメリット・デメリット
写真は重ね塗り(2回)の比較です。左側は塗っていません。
- ワックスの白化を戻す効果がある
- 手軽にワックス効果が得られる
- ツヤが出る期間は短い(約1ケ月)
- 耐水性は低い(濡れたまま放置すると白くなりやすい)
- 10mlあたり20円とやや高価
ワックスの被膜が長時間、水などで濡れたまま放置していると、元の乳白色の液体に戻ろうとします。それにより透明な膜が白色に変わります。(一度白色になった部分は基本的に透明に戻りません)
下記は白化した(白くなった)部分に使用した際の写真です。
商品の詳細(耐久期間・使えるところ)
商品名 | フロアーメイト |
---|---|
容量 | 450ml |
使用目安 | 1㎡あたり約10回噴射 |
成分 | 合成樹脂、水 自己分散性ポリマー |
使える素材 | フローリング床 (樹脂塗装された木製の床) クッションフロア・化学タイルなど 樹脂ワックスが塗布してある床 |
使えない素材 | 油加工された床(オイルステイン等) 油性ワックス等を使用した床 塗装されていない木床(白木床等) 特殊な床(ウルシ・鏡面仕上げ等) 土足で歩く床、石床 |
光沢度 | |
耐久期間 | 約1ヶ月 |
滑りにくさ | |
拭き取りやすさ | |
洗浄力 | |
価格 | 税込918円(Amazon価格) |
リンク |
Amazon
楽天 Yahoo |
【レビュー】フロアーメイトを試した感想
拭き取りやすさ
ノズルの先にストッパーが付いており、上にあげてからトリガーを引きます。
液体は透明で、スプレーの噴射が強いので床に近づけすぎると部分的に液だまりができやすいのでご注意ください。
床に直接スプレーして拭き取ります。使用目安は1㎡あたり10回です。
- 濡れた布を使うと、水で薄まってしまい効果が弱まります。
- マイクロファイバークロスなどの化学ぞうきん等は使用しない
間違った使い方をすると塗りムラが起きたり、滑りやすくなることがあります。
スプレータイプのワックスで床全面は大変なので、リビングや階段・汚れが気になった部分など範囲を絞って使用するといいかと思います。
賃貸で一人暮らしの方の場合、本格的なボトルタイプの床ワックスが使用不可な場合、代わりにスプレータイプがおすすめです。
退去する1ケ月前から使用しなければそのうち効果が消えてなくなるので、剥がす必要もありません。
フロアーメイトの光沢度は40点
塗る前の写真
フロアーメイトを使って1回目の使用前後
若干ですが濃くなったように見えます。
フロアーメイトを使って2回目の使用前後
1回目とほぼ変わらず。光沢度は「中の下」です。
もっとツヤが欲しいという方にはボトルタイプのワックスがおすすめです。
「スーパーグロス」がワックスの中で最もツヤが出ます。
滑り止め効果は変わらない
板を傾けて、黒いスポンジが滑り始めた角度が何度になるか?検証しました。
何も塗っていない面は27度の角度で滑り始めます。2回塗った後を計測すると同じ27度でした。
1回目
2回目
滑り止め効果は使う前と同じで変わらなかったよ。
子供や高齢者の介護や、ペットの関節のために滑りにくくしたい場合には、滑り止め効果の高いワックスがおすすめです。
フロアーメイトの洗浄力は?
一般的な掃除用の中性洗剤では拭いても変わらない床のシミは消えました。
床掃除に床専用以外の洗剤がよくない理由
- フローリングの素材自体が劣化しやすい
- ワックスの被膜が溶ける(ツヤが無くなる・保護膜が剥がれる)
- 滑りやすくなる
耐水性能は低い。水に濡れたまま放置すると白くなる
水を垂らして放置してみました。1時間後を見ても特に変わった様子はありませんでしたが……。
拭き取った後は白っぽくなりました。
戻す性能があるに、耐水性は低いです。
拭き取る際に「ゴシゴシ」と力を入れて擦ると、ワックスが剥がれてしまうことがあるので注意してね。
フロアーメイトを使用しても元に戻すことができない場合は部分的にワックスを剥がす必要があります。
【口コミ】フロアーメイトを使った人の評価は?
マイナスの評価
床掃除でワックスまでできるという事と光沢復元というキャッチフレーズだったので相当期待しましたが、全然はずれでした。仏のワックスと変わりなくでした。価格高すぎでーす
引用:Amazon
プラスの評価
ワックスをかけるのは大変ですがこれを使うと気軽にフローリングがキレイになるので愛用している
引用:Amazon
使いやすくて、床がすべりにくくなりにくい。そして臭いがないのがいいです。ただ、黒い汚れだけが取れません。でも気に入りました。
引用:Amazon
まとめ:白化した床を簡易的に戻すならフロアーメイトがおすすめ
汚れを落としながらツヤを出すスプレータイプのワックスですが、ワックスを塗っていない床でも効果はあります。
フロアーメイトの一番のおすすめは「水に濡れて床が白くなったワックス」を元に戻す能力です。
フロアーメイトを使えば、白くなった床のトラブルはほとんど解決できます。
そもそも使用しているワックスは床に対応していますか?今のワックスで満足していますか?
下記の記事にておすすめのワックスをまとめています。
スプレータイプのワックスを使うときの裏技
※正しいやり方ではありませんので個人の判断でお願いします。
スプレータイプの本来のやり方は、布にスプレーしてかがんで床を拭くことになりますが、広い範囲の場合は大変です。
そこで私の場合は、床に直接ワックスをスプレーした後に掃除用のウエットシートで掃除する感覚で床全面を拭き上げます。
ウエットシートの洗浄成分によって効果が弱まり、本来の8割程度のツヤになりますがその分ラクです。