ワックスがけのワイパーは「スポンジ・モップ」どちらがおすすめ?

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ワックスを吸収させて塗る道具には、スポンジとモップ(シート)があります。

スポンジタイプは基本的に柄がないハンディ仕様になっており、ぞうきんがけのようにかがんで塗ります。

ワックスがけは柄のついたワイパーの先端にモップやシートを付けて、立って作業するのが負担が少なく最も効率よくできますが、部分的にする場合はハンディタイプが適しています。

この記事ではワックスがけをかがんでやる場合に塗りやすいのはスポンジ・モップ・雑巾のうち、何が適しているのか比較しました。

使用したワイパーはこちら

筆者のプロフィール

これまでに100種類以上の床ワックスに関するアイテムを使ってきたマニア。使い方や商品の違いなど、初心者の方にも分かりやすく解説しています。ワックスに関する知識は日本一かも?

目次

ハンディワイパーの特徴(メリット・デメリット)

ハンディタイプ(スポンジ・モップ)は部分的に作業する場合や、隙間などの細かい部分での使用に適しています。

雑巾がけとは違い、手にワックス液が付きにくいため、汚さずに作業できるのもおすすめな点です。

またぞうきんに比べて、段違いに塗りやすいので塗りムラになりにくく、キレイに仕上がります。

デメリットはかがんで作業するため、リビングなどの広い範囲には適していません。

部分的に塗る際とは違い、数回に分けて塗るため均一に塗るにはコツが必要で、時間と労力もかかります。

広い面積には柄付きのワイパーをご使用ください。

ハンディワイパーの種類と違い

ハンディワイパーには「スポンジタイプ」と「モップタイプ」があります。

スポンジタイプ
モップタイプ
  • 摩擦抵抗が少なく、疲れにくい
  • 泡立ちやすく、均一に塗りにくい
  • 慣れが必要
  • 摩擦抵抗があり疲れやすい
  • 泡立ちにくく、均等に塗れる
  • 初めてでも簡単

おすすめはモップタイプです。

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スポンジ・モップを比較

スポンジ・モップタイプ、それぞれ代表的なハンディワイパーを比較しました。

下記は使用した2種類のワイパーです。


ワックスかんたんワイパー

ワックスハンディモップ
メーカーリンレイラグロン
タイプスポンジモップ
セット内容スポンジ・カバー
ハンドル(ボトル)
ハンドル
マイクロファイバーモップ
替えありあり
その他に
用意するもの
なしワックスを
注ぐ容器
参考価格1,090円1,190円
リンク Amazon
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各製品の比較

【スポンジタイプ】ワックスかんたんワイパーの特徴

ホームセンターで販売されていることが多く、パッケージは下記のように箱に入っています。

裏面はこんな感じ。

使用方法は側面に解説があります。

ワックスかんたんワイパーをレビュー

  • スポンジ
  • カバー
  • ハンドル(本体ボトル)

3点がセット内容です。

ボトルにワックスを入れて使用するため、セット内容以外に準備するものはありません。

ボトルにワックスを注いだ際に気が付いたことですが、注ぎ口が狭いためリンレイ製のワックス以外(例えばラグロン製)のワックスを入れる場合など、こぼれる可能性があります。

下記はワックスを入れてセットした状態です。

スポンジ中心部分に穴が開いており、ボトルからワックス液が流れる仕組みです。

実際に塗り広げてみます。

ボトル本体を握るとワックスが出てくるのですが、力加減によって出過ぎることがありますのでご注意ください。

またスポンジ特有の泡立ちが起こるため、慣れるまでコツが必要です。

使用直後の写真です。

実際に使用して分かった点をまとめると

良い点
悪い点
  • 他に用意する必要がない
  • スポンジ素材で抵抗が少なく塗り広げやすい
  • 握る際の調整が難しい
  • 泡立ちを抑えるにはコツが要る

ワックスがけに慣れている方はコツをつかめば手際よく塗れると思います。

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【モップタイプ】ラグロン ワックスハンディモップ

購入できる店舗が少なく、Amazonで購入しました。

東急ハンズの一部のお店で扱いがあります。

裏面の注意書きです。

ラグロン ワックスハンディモップのレビュー

本体と専用のマイクロファイバーモップはマジックテープのように取り外しできるので、使用後は手軽に洗い流せます。

持ち手部分は、女性・男性どちらにも握りやすい大きさになっています。

モップはふわふわで肌触りが良く、ワックス液をたっぷり吸収してくれます。

大きさはiPhoneSEより、やや大きい程度。

ワックスを注ぐ容器は別途準備が必要です。

床にワックスを直接撒くと塗りムラが起きたり、フローリングの継ぎ目から内部へ染み込み音鳴りの原因になるためおすすめしません。

下記のようにワックスを容器に注ぎ染み、モップへ染み込ませます。

塗ってみると泡立ちは一切なく、均等に塗り広げやすいため初心者の方におすすめです。

右半分に塗布直後

使用後のモップは水洗いで何度も使用できますが、ボロボロになった際は別売りで替えのモップもあります。

実際に使用して分かった点をまとめると

良い点
悪い点
  • 初心者でも均一に塗れる
  • 泡立ちが一切ない
  • 注ぐための容器を別途用意が必要
  • 塗る際にやや抵抗がある

仕上がりを重視する場合はこちらがおすすめです。

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雑巾がけとの違い

雑巾でワックスを塗ると毛が抜けてワックスと一緒に固まってしまうことがあります。

また均等に塗ることができず、塗りムラが起きやすいです。

ワックスを塗るのであれば専用のワイパーや、ハンディワイパーを活用した方がいいです。

特にマイクロファイバーなどの化学ぞうきんの使用はNGです。

化学反応により、塗った後のワックス膜が白くなったり、滑りやすくなる場合があるためご注意ください。

ワックスがけが初めてならモップタイプがおすすめ

スポンジタイプ・モップタイプをそれぞれ使用し分かったことは

スポンジタイプ抵抗が少なく塗りやすいが、コツが必要。

モップタイプ初心者でもキレイな仕上がりになる。

ワックスを注ぐ容器が不要なワックスかんたんワイパー

コツは不要でキレイに仕上がるワックスハンディモップ

それぞれ自分に合うワイパーを使用してみてください。

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この記事を書いた人

フローリングワックスのマニア。これまでに使用したワックス関連品は100種類以上。ワックスの塗り方・剥がし方、商品の性能・特徴などを忖度なしで紹介。

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