床ワックス業界№1メーカー「リンレイ」の商品は何がおすすめ?他社より優れた点を解説

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床ワックスで調べると必ずでてくるリンレイの床ワックスですが、フローリング用の本格的なワックスだけで21種類もあるので、どれを使えば良いのか分からないと思います。

リンレイの代表的なワックスや特徴的なワックスなど、どんな場面に使うのが最適なのか?

ワックスの選び方や、他のメーカーのワックスとの違いなど解説します。

この記事を読めば
  • リンレイのワックスが簡単に選べるようになります。
  • リンレイのワックスの特徴や他のメーカーとの違いが分かります。
  • 商品選びに失敗しない、間違った選び方をしなくなります。

種類が多すぎて何を選んだらいいのか、調べるほど分からなくなります……。

筆者

自宅に合った最適なワックスを選べるポイントなど、違いや特徴を含めて解説しますね!

目次

リンレイの特徴

創立は昭和19年(1944年)と70年以上の歴史がある老舗メーカーで、家庭用ワックスでは業界№1です。

ビルメンテナンスなどで使われる業務用ケミカルや、コーティング技術は業界最大手で、長年の業務用で培われた技術を応用し、家庭用の洗剤・床ワックス・自動車用のケミカル用品・自動車用ワックスなどが作られています。

筆者

ウルトラハードクリーナーはSNSで話題の洗剤で知っている方も多いと思います。

本格的なボトルタイプ(フローリング用)が豊富

一般的な床、合板フローリング(無垢材ではないタイプ)に使用する本格的なボトルタイプのワックスだけでも21種類あります。

  1. オールワックスシート
  2. オール
  3. オールプレミアム
  4. フローリング専用ワックスシート
  5. フローリング専用ワックス
  6. フローリング専用ワックス つやなし
  7. スタイルコートダーク
  8. スタイルコートライト
  9. 高光沢樹脂ワックス
  10. ハイプロテクトワックス
  11. スーパーグロス
  12. ウルトラタフコート
  13. 防水タフコート
  14. ハイテクフローリングコート
  15. ノンブライト
  16. ECO
  17. 天然由来の成分だけを使った床ワックス
  18. 滑り止め 床用コーティング剤 シートタイプ
  19. 滑り止め 床用コーティング剤
  20. スリップ軽減ワックス
  21. 色つや復元コート
筆者

種類が多すぎて、どれが最適なのか分からないですよね?


価格や耐久期間だけで選ぶ以外に、最適なワックスの選び方を後ほど、紹介します。

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リンレイの床ワックスのデメリットは?

他のメーカーと比べて劣っている点は3つです。

ロウタイプ(無垢材用)のワックスはAURO(アウロ)が勝る

白木用ワックスは白木の柱を想定して作られているものがほとんどで、無垢フローリング用の種類がほとんどありません。

無垢材用のワックス(ロウタイプ)ではAURO(アウロ)がおすすめです。

ワックスではありませんが、無垢材の色褪せを復活させる「白木漂白セット」は想像以上に、くすんだ木が白くなるのでおすすめです。

傷つけない性能ならラグロンが勝る

ワックスの効果で「床材にキズを付けない」特徴がありますが、細かく分けると

  • 耐久期間の長さ
  • ワックスの被膜の厚み
  • ワックスの被膜の硬さ

以上の3つを総合的に比べて、「キズを付けない点」だけに絞るとラグロンのワックスが勝ります。

耐久期間は最長で2年と同じで、被膜の厚みも同様です。

唯一の違いは被膜の硬さです。

リンレイの場合は鉛筆硬度で2B~2Hですが、対してラグロンは4Hとフロアコーティング同等の硬さがありキズに強いです。

詳しくは、「フロアコーティングを妥協してワックスを選ぶなら、耐久性抜群!ラグロンのワックスが最適」をご覧ください。

コルク専用ワックスが無い

コルク専用と表記されたワックスはリンレイにはありません。

ただし、素材がコルクでも表面加工されている床には基本的に使用できます。

表面加工されていないコルクの場合染み込んでしまうため使用出来ません。

表面加工されてない床でも使用できるワックスには、ラグロンの「コルク床用樹脂ワックス」がおすすめです。

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リンレイの床ワックスのメリットは?

メリットは6つあります。

  1. 種類が多く最適なワックスが見つかる
  2. つや消しタイプがある
  3. 家具や、革製品など床以外もある
  4. 専用道具が豊富
  5. ペット用ワックスは業界№1の性能
  6. 企業のホームページが充実
  7. 他の樹脂ワックスよりツヤが高い

種類が多く最適なワックスが見つかる

家庭用の床ワックスの種類では業界№1なだけあって、ダントツの商品数です。

メーカー別で比べると圧倒的です。

スクロールできます
種類リンレイラグロン花王AURO
(アウロ)
アサヒペン
ワックス4110124
ワックス+α
クリーナー効果
12211
クリーナー
剥離剤
1421
塗布道具52
合計67161145
メーカー別ワックスの種類

つや消しタイプがある

床をピカピカにしたくない方も中にはいらっしゃると思います。そんな方にはつやなしタイプがおすすめです。

元々ツヤのある床をつや無しにすることはできませんが、光沢度をおさえる効果はあります。

家具や、革製品など床以外もある

床材以外にもワックスの種類が豊富で、家具・革・玄関ドアなどのワックスがあります。

ビジネスマンの方など、身だしなみに気を付けたいアイテムの一つは革靴用のシートです。

軽くて場所を取らない薄さなので鞄に入れて持ち歩けば、雨で汚れてもすぐにキレイにできるので便利です。

専用道具が豊富

ワックスを塗るための道具や、剥離作業用の道具など専用の道具があるので、初めて使われる場合でもキレイに効率よく作業できます。

特にワックスを塗る際に使用する専用のトレーやモップなどは、必ず活用してほしいアイテムです。

詳しくは「オールワックスワイパーEXと専用シート・モップの使い方」をご覧ください。

ペット用ワックスは業界№1の性能

ペット用ワックス=フローリングを滑りにくくして関節を痛めないようにするワックスです。

近年注目されているペット用のワックスですが様々なメーカーから出されており、一番性能が高いものを調べるとリンレイのワックスが最も滑りにくい結果となりました。

詳しくは「【滑り止め性能】ペット用ワックスを実際に使って徹底比較!おすすめ品を紹介」をご覧ください。

他の樹脂ワックスよりも光沢度が高い

50種類以上のワックスを光沢度や滑り止め性能・耐水性など比較し、数値化すると他のメーカーの物よりツヤがあることが分かりました。

下記はリンレイで最も光沢のあるワックスです。

比較したものが下記のワックスです(ラグロン)

どちらも3回重ね塗り(右半分)をおこないました。

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企業のホームページが充実

メーカーのホームページでは、それぞれのワックスを「耐久性・ツヤ」の2つをマトリックスにして分かりやすく表にまとめられています。

参照:リンレイ公式HP つやぴかワックス、つやぴかシート上の2品は廃盤商品です。

商品ごとのページもそれぞれ分けられています。

YouTube動画も多数あり

本格的なボトルタイプのワックスの動画や、滑り止めワックスの特徴動画などメーカー公式アカウントで挙げられています。

動画の内容はホームセンターの売り場にある店頭モニター動画と同じ内容です。

床材Labo

フローリングといっても種類が数千種類あるため、新築やリフォーム後の場合など床材に適したワックスが検索できるようになっています。特に床材の業者の方やリフォーム業者の方などが参考にされています。

フローリング材のメーカーで絞り込むと、下記のように適したワックスやメンテナンス方法などが閲覧できます。

参照:床材Lobo.

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リンレイのワックスの選び方

ワックスを使う場面に合わせて、最適な選び方を紹介します。

  1. 初めてで失敗したくない
  2. とにかく安く済ませたい
  3. コスパ重視
  4. 耐久性重視
  5. とにかくピカピカにしたい
  6. 光沢はいらない
  7. ペット用ワックス(滑りにくくしたい)
  8. キッチンなど水回りに使いたい
  9. 色褪せた床を戻したい
  10. 新築やリフォーム後
  11. お店の床に使うなら
  12. キズを目立ちにくくしたい

値段や耐久期間は上記の後に判断すると、迷わずに選べるようになります。

初めてで失敗したくない

初めてワックスを塗る場合に多いのが、厚く塗り過ぎてムラになってしまうことです。

原因はワックスを染み込ませ過ぎていたり、力の入れすぎ(ゴシゴシする)などです。

始めから専用のシートにワックスが染み込んであるので、自宅にある掃除用のワイパーなどに取り付けて塗るだけなので初心者でも手軽にワックスがけが出来ます。

1枚で約6畳(1部屋分)に塗ることができ、個包装で4枚入っています。

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とにかく安く済ませたい

本格的なワックスの中で、最も安いのが「オール」です。

耐久期間は半年ですが、幅広い種類の床材に塗ることができます。

近年増え続けているワックスフリー床や、UV塗装床にも対応しています。

容量は500ml・1L・4L・18Lがあります。

コスパ重視

1年耐久のワックスです。

フローリング専用に作られており、人が歩く際に最も適したグリップ力(滑りにくさ)が発揮されることと、UV塗装床や床暖房の床などにも対応しています。

価格は1Lのタイプで、1,500円前後で購入できます。※2年耐久になると1Lのタイプで安くても4,000円の価格になります。

容量は500ml・1L・4Lがあります。

耐久性重視

リンレイのワックスの中で最も耐久性能に優れたタイプです。

耐久期間は2年で、ウレタン樹脂によって強靭なワックスの被膜が作られます。

容量は500ml・1Lと1L+専用のワイパーセット付き、の3種類あります。


ウルトラタフコートよりも安く抑えたい場合は下記のハイプロテクトワックスです。

耐久年数は1年です。ウルトラタフコート同様にウレタン樹脂が配合されており、耐久性に優れています。

容量は500ml・1Lがあります。

とにかくピカピカにしたい

リンレイのワックスの中で、最も光沢度が高いワックスで、耐久期間は1年です。

光沢を出すためのアクリル樹脂の濃度が高いので濡れたような質感が出ます。

容量は500ml・1Lがあります。


スーパーグロスより安く抑えたい場合は、「高光沢ワックス」です。

耐久期間は同様に1年です。スーパーグロスまではいきませんが十分な光沢が出ます。

容量は500ml・1Lがあります。

光沢はいらない

数少ないツヤ無しタイプのワックスで、耐久期間は1年です。

ツヤを消すわけではありませんのでご注意下さい。

元々ツヤがある床や、ツヤがあるワックスが塗られていると効果が出ません。

寝室や書斎などリラックスしたい部屋に最適です。

容量は1Lのみです。


同じつや消しでも、価格を抑えたい場合や1Lは多い場合には「ノンブライト」です。耐久期間は半年です。

容量は500mlのみになります。

ペット用ワックス(滑りにくくしたい)

最も滑りにくくなるワックスで、耐久期間は半年です。

デメリットは尿への耐性が無いため、わんちゃんのおしっこを放置すると、ワックスが白くなったり、剥がれる原因になります。

容量はお試しサイズの250mlと500mlです。


シートタイプもありますので、初心者におすすめです。

1枚あたり約6畳(1部屋分)に塗れて、個包装で4枚入っています。

水回りに最適

キッチンや洗面所などの水滴が飛ぶ場所に最適で、耐久年数は1年です。

樹脂ワックスは基本的に水分に弱く、水分によって一度白くなった場合や剥がれた際は、剥離作業が必要になります。

容量は1Lのみです。

色褪せた床を戻したい

直射日光で色が抜けた、キズで表面が剥げた場合におすすめです。

全3色(薄いブラウン・濃いブラウン・イエロー)あります。※色付きのワックスです。

新築やリフォーム後

近年増え続けている「ワックスフリーの床」や「UV塗装の床」は通常の樹脂ワックスを使用するとキレイに密着せず、剥がれや塗りムラが起きます。

下記は密着性が高く、対応したワックスです。

お店の床に使うなら

店舗の床(Pタイルなどの化学床)を対象としたワックスです。

自宅のフローリングには使用出来ません。

剥がす際の剥離剤が強力で、フローリングを痛めてしまいます。

キズを目立ちにくくしたい

フリーリングの色によって悩みが変わります。

  • 濃い色→細かなスリキズが目立ちやすい
  • 薄い色→汚れや黒ずみが目立ちやすい

それぞれの悩みに合わせて作られています。

スタイルコートライトの場合、汚れを付きにくくすることで明るい色のフローリングの汚れが目立ちにくくなります。

スタイルコートダークの場合、光の反射を調整することによって床に付いたキズが目立たなくなる効果があります。

容量は500ml・1Lの2つに加えてスプレータイプのメンテンナス品があります。

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商品選びに迷ったらリンレイのワックスから探す

リンレイの床ワックスの特徴など、目的に合わせて適切な選び方をご紹介しました。

ワックスメーカーは多々あり、調べれば調べるほど何がいいのか分からなくなります。

専用の道具だけでなくメンテナンス品や剥離剤なども充実した品揃えなので、フローリング用で迷った際は一番種類が多いリンレイのワックスがおすすめです。

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この記事を書いた人

フローリングワックスのマニア。これまでに使用したワックス関連品は100種類以上。ワックスの塗り方・剥がし方、商品の性能・特徴などを忖度なしで紹介。

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