失敗しないフローリングワックスの選び方「液体・スプレー・シートの違い」を解説

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フローリングを保護するために使用されるフローリングワックスですが、シートタイプの他に、スプレーや液体タイプなど種類がたくさんあります。

「手軽で簡単そうだから」といって安易にシートタイプを選んでしまう方も多いと思いますが、本格的な液体タイプに比べると効果が低く、物足りないと感じることも…

この記事では、液体・スプレー・シートタイプそれぞれの特徴を比較し、使用する目的に合ったタイプがどれなのか紹介します。

筆者のプロフィール

これまでに100種類以上の床ワックスに関するアイテムを使ってきたマニア。使い方や商品の違いなど、初心者の方にも分かりやすく解説しています。ワックスに関する知識は日本一かも?

ワックスの中で高い効果を得たい場合は、液体タイプ。

日々の掃除などで手軽に済ませたいならシート・スプレータイプになります。

目次

フローリングワックスの効果

一般的にワックス(液体タイプ)には4つの効果があります。

  • キズが付きにくくなる
  • ツヤがでてキレイに見える
  • 汚れが取りやすくなる
  • 滑りにくくなる

シートタイプ・スプレータイプは上記に加えて、汚れを落とす洗浄効果があります。(一部ない物もある)

洗浄成分が入っているため、ツヤやキズ付きにくくなるワックス効果は控えめです。

種類によっては、若干滑りやすくなる(サラサラになる)ものもあります。

床ワックス「液体・スプレー・シートの違い」

最も効果が高いのは、本格的な液体タイプです。

スプレーやシートタイプは効果が弱く、日々の掃除用として最適です。

※一部例外品もあります。

下記はそれぞれの特徴をまとめたものです。

スクロールできます
ワックスの種類特徴耐久期間価格ワックスの効果

液体タイプ
シート・スプレーより効果がある
種類が多い
やや手間がかかる
半年~2年約600~5,000円

シートタイプ
最も手軽にできる
耐久期間が短い
洗浄効果のあるものはワックス効果が低い
約2週間約200~600円

スプレータイプ
部分的に手軽にできる
耐久期間が短い、ワックス効果は弱い
約2週間約500~1,000円

シートタイプは簡単で、普段の掃除に使えるほど手軽に出来ます。その反面ワックス効果は低いデメリットがあります。

ただし中には本格的な液体タイプ同様に、ワックス効果が高い種類もあります。

効果の高いワックスシートを選ぶポイントは、洗浄効果がなく、ワックス効果だけあるタイプを選ぶことです。

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ワックスシートの特徴

シートタイプには種類が2つあります。

  1. ワックス効果だけのタイプ
  2. ワックス効果+掃除にも使えるタイプ

大半は洗浄効果付きです。

汚れを落とすタイプはワックス効果が低いため、月2~3回程度で定期的に使用する必要があります。

汚れを落としながら、うっすらとツヤを出すため賃貸物件に住まれている方でも問題なく使用できます。

特に本格的な液体タイプのワックスを使用した床のメンテナンスに最適です。

対してワックス効果だけのタイプは種類が少なく、乾燥時間が10分程度必要です。

本格的な液体ワックスを染み込ませた専用のシートをフローリングワイパーに付けて塗るため、やや手間がかかります。

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ワックススプレーの特徴

シートタイプと同様に、洗浄成分が入っておりワックス効果は低めです。

様々なワックスを使った経験から、シートよりもスプレータイプがさらに洗浄力が高いため、汚れやすい場所の掃除用としておすすめです。

スプレータイプで最も売れているのは、花王のフローリングマジックリンつや出しです。

ワックス効果のみのタイプも一部ありますが、現在はハイバン品となっているため、入手困難です。

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液体ワックスの特徴

本格的なタイプで、バリエーション豊富です。

  • つや無しタイプ
  • 滑りにくくなるペット用タイプ
  • ワックスフリー対応
  • 耐久期間が2年と長いタイプ
  • 耐水性の高いもの
  • 土足対応なもの

好みに合わせて選べます。

塗り方にはコツが必要ですが、専用の道具を正しく使えばプロ並みの仕上がりにできます。

ワックスの選び方

ワックスの効果をしっかり出したい場合は「液体タイプ」のワックスです。

手軽にしたい場合は、耐久期間がやや短くなりますが、シートタイプで洗浄効果のない物をお選びください。

以下の3種類

手軽に、普段の掃除のついでにワックス効果を出すなら洗浄効果付きのシートやスプレーがおすすめです。

液体ワックスを塗った床に使えば長持ちするのでメンテナンス用に1本持っていてもいいかと思います。

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この記事を書いた人

フローリングワックスのマニア。これまでに使用したワックス関連品は100種類以上。ワックスの塗り方・剥がし方、商品の性能・特徴などを忖度なしで紹介。

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