玄関用クリーナーと石床用ワックスで新築の玄関に!使用前後や使い方のコツを紹介

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石床の玄関は大理石などに比べると、汚れが付きやすく水を撒いてブラシで掃除しないと徐々に黒ずんできます。

玄関が汚れていると運気が下がる。と風水で言われているし、汚いよりはキレイな方がいいですよね。

ただ頻繁に掃除はめんどくさいし、なるべく汚れない状態にしたい。

と思って調べたところ、石床用のワックスを使えばキレイな状態が続くとのこと…

せっかくやるなら、玄関専用のクリーナーも使ってみました。

使用したのは下記の2つです。

筆者のプロフィール

これまでに100種類以上の床ワックスに関するアイテムを使ってきたマニア。使い方や商品の違いなど、初心者の方にも分かりやすく解説しています。ワックスに関する知識は日本一かも?

石床へのワックスがけはフローリングとは違い、塗るコツが必要でした。

使用した時に感じた注意点や、使用前後がどうなったかをご紹介します。

汚れはスッキリ取れて、以前よりも玄関が明るくなった感じになりました。

ひと手間かかりますが、汚れが付きにくくなったのでおすすめです。

目次

まずは玄関ベランダ用専用洗剤で掃除

石床用ワックスを塗る前に、玄関用の洗剤を使って汚れを取ります。

※洗剤を使う前に、ほこりや土砂をほうきで掃いてます。

掃き掃除後の玄関の様子

めちゃくちゃ汚れているかと言えば、そこまでかもしれませんが、部分的に黒ずみやシミがあります。

右側は、生ごみの日にビニールが破けていて何かの液体が床に付きそのまま乾燥した結果、普通の中性洗剤でこすっても落ちない汚れに……。

玄関ベランダ用専用洗剤の特徴

商品名の通り、「玄関専用」で、これしかないと思い使用しました。

中性の洗剤で薄めずに原液のまま使います。

玄関・ベランダ以外にもバルコニーやテラスなどの広い範囲に使用できます。

コンクリートや外壁用の洗剤はスプレータイプがほとんどで、直接撒いて使えるのはラクで助かります。

商品名
玄関ベランダ用専用洗剤
容量1L
使える面積約20㎡
成分両性界面活性剤
(アルキルベタイン)
溶剤
液性中性
使える素材玄関・ベランダの床
天然石・テラゾー・磁器タイル
コンクリート等の石質系
プラスチック製シート等
すのこ等の洗浄
使えない素材玄関・ベランダ以外の床
人工芝、玄関マットなどの敷物、土間等
価格527円(Amazon価格)
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玄関ベランダ用専用洗剤使い方の手順

パッケージに記載されたやり方は以下の通りです。

STEP
粗ゴミを取り除く

ほうき等で、ホコリや土砂を掃いて取り除きます。

STEP
専用洗剤を使って洗浄する

洗剤を撒いて、ブラシなどで均一に塗り広げた後にこすります。

STEP
汚水回収

乾かないうちにスクイジーや乾いたモップで汚水を取り除きます。

STEP
水拭き

洗剤分が残らないように、水洗いしたモップで水拭きをします。(目安は2回以上)

STEP
乾燥するまで待つ

完全に乾ききるまで待ちます。

今回は、その通りだとやりづらかったので、少し違うやり方で掃除しました。

用意したもの・あれば便利なもの

必要なものは、ブラシです。

デッキブラシでもハンドタイプのブラシでもOKです。

モップやモップ用のバケツがあれば便利ですが、水を撒いて流すのであれば最悪無くても大丈夫です。

スクイジーはあると時短になります。

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玄関ベランダ用専用洗剤を使って汚れを取る

1㎡あたり、約50ml使います。

キャップ1杯が約12mlなので、5杯分を撒きます。

キャップ5杯分を撒いた直後
全体にブラシで塗り広げる

目安通りの量をブラシで広げ、ゴシゴシしたのですが泡立ちが悪く汚れが落ちている感じがしませんでした。

思い切って目安の3倍程度の量をドバドバと撒いてブラシでこすると、泡だちがいい感じになりました。

汚れが浮きでるので、泡が徐々に黒くなってきます。

汚れを浮かせた後は、本来なら乾いたモップで拭き取り、水拭きを2回以上おこなうのですが……

「めんどくさい」と思ったので、家の外から園芸用のホースでジャーっと全部を流しました。

水で流す場合、石床が水を吸いやすく乾燥に時間がかりましたが、とにかくラクでした。

水で流した直後

下記の写真は濡れている状態です。取っ手の長いスクイジーなどで水を掃き出せば乾燥までの時短になります。

玄関が水浸しですが、汚れが取れてキレイになっています。

掃きだした後の写真です。目地の部分が水を吸っているので完全に乾燥するまで待ちます。

乾く途中の写真ですが、掃除前の黒ずみやシミはしっかりと取れています。

3時間放置して完全に乾いた状態です。

石床と石床の間のコンクリート?の部分がとても白くなっていて新築時に戻りました。

専用洗剤の使用前後

比べると一目瞭然です。

キレイになったので、これだけでも満足でしたが後々の掃除をラクにしたいので、石床用のワックスを塗ります。

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石床用樹脂ワックスを塗る

石床の素材によって、塗り広げにくいものがあります。表面がザラザラしているものは突っかかりやすく塗りにくいです。

準備したものは2つです。

  • お掃除用のワイパー
  • ワックス専用のモップ

クイックルマグネットワイパーは先端が外れやすいので不向きです。

シートはボロボロになるため、雑巾や要らなくなったタオルで代用できます。

今回は下記のモップを使っています。

石床用樹脂ワックスの特徴

商品名
石床用樹脂ワックス
容量1L
使える面積天然石:約30畳
コンクリート等:約10畳
成分合成樹脂(アクリル樹脂)、水
種類水性(樹脂系)
使える素材ツヤのない天然石
(大理石・御影石・玄晶石等)
テラゾー・ツヤのない磁器タイル
コンクリート等の石質床
※室内のみ
使えない素材鏡面仕上げの天然石、ツヤのある磁器タイル
テラコッタタイル、特殊な表面仕上げの石質床
価格1,073円(Amazon価格)
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始めて塗る際は2回塗りが必要です。使える面積は1回塗りの畳数です。

石床用樹脂ワックスを塗る際のポイント

ワックス専用モップを使い、セットで付いている透明のトレーに注ぎ染み込ませます。

ワックスは乳白色で、乾けば透明になります。

色が付くわけではないので、黒系の石床でも使えます。

塗布1回目

表面がザラザラしているため、うまくモップが動かせず(突っかかる)。

上から押しつけながら引っ張るような感じで無理やり塗り広げました。下記の写真はモップに染み込ませて塗った直後です。

石の材質によっては1回使うだけで、モップの毛の部分がボロボロになります。

1回目のbefore・afterを比べてみると、ややツヤが出て床材が濃くなったように見えます。

塗る前
1回塗って乾燥後

1回塗ってみたものの、少し物足りないと思ったので2回目は推奨されたやり方ではない方法で塗りました。

塗布2回目

1回目は少し物足りない感じだったので、直接床に撒いてみました。

使用した量も多めで、1回目の倍くらいを使いました。

ワックスを撒いた直後
塗り広げた直後

多めに撒いた分、通常の乾燥は30分程度で済みますが、2時間ほど乾燥させました。

塗る前と、2回塗った後を比べると輝きが全然違います。

塗る前
2回塗った後(夕方に撮影したため、やや赤めに)

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まとめ:石床用樹脂ワックスで得られたメリット

デメリットは手間がかかることです。

また光が入らない玄関や、電気を付けない場合には光の反射がないため、明るく感じにくいです。

得られたメリットは2つ。

  • 光の反射が強くなるので、玄関が明るくなる
  • ほうきでの掃き掃除がラクになる

床材の表面がザラザラなほど、ワックスを塗ると掃除がラクになります。

以前までは砂が思うように掃けなかったのですが、表面がなめらかになったおかげで掃く回数が減って時短になりました。

玄関が明るくなるのも良かったですが、掃除がラクになったのが一番のメリットでした。

ワックスによって表面がなめらか(平ら)になりますが、滑りやすくなったりしませんのでご安心ください。

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この記事を書いた人

フローリングワックスのマニア。これまでに使用したワックス関連品は100種類以上。ワックスの塗り方・剥がし方、商品の性能・特徴などを忖度なしで紹介。

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