「ワックスがけを業者に依頼」注文後の流れ、完了までの日数・作業時間を解説

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当日の作業時間はどのくらいなのか?作業中は外出できるのか?

業者へ依頼後、作業当日までに準備しておくことや、当日の作業時間など気になる点をまとめました。

本記事では一般的なハウスクリーニング業者を例に、注意したいポイントも合わせてご紹介します。

この記事でわかること
  • 全体の流れ(注文前~完了)
  • 当日の作業時間
  • 混雑する時期
  • 業者選びの注意点
  • 施工費の目安

目次

ワックスがけは、ハウスクリーニング業者に依頼する

ハウスクリーニングの代表的なものはエアコン洗浄ですが、ワックスがけもおこなってくれます。

業者には東京ガスやイオングループなど有名企業が手掛けているサービスや、お掃除本舗などのハウスクリーニング専門で全国でチェーン展開している業者。

地域限定で行っているところ・個人事業主など、数多くあります。

ハウスクリーニング「全国チェーン企業の特徴」

全国チェーンなどの大手企業は研修制度が充実しているところが多く、個人スキルに差が少ない傾向です。

ハウスクリーニングの技能以外に、身だしなみやマナー教育もされていることもあり、電話対応や24時間メール受付などフォローが充実しています。

繁忙期でも人員が多く、依頼後1週間以内に施工可能だったりと、対応がスムーズに進みやすいです。

ハウスクリーニング「地域密着企業の特徴」

基本的に全国チェーン企業と同様に教育制度やマナーなど、充実しています。

業者の中には、一部のクリーニング専門にやられていることもあり、他よりも技能が高い場合もあります。

ハウスクリーニング「個人事業主の特徴」

個人事業主や大手企業の下請け、「くらしのマーケット」などのサービスで利用者から直接個人を選んでもらうケースもあります。

掃除が得意な方や、プロとして長年ハウスクリーニングをやられてきたベテランまでスキルの差は事業者によってバラバラです。

その分料金もピンキリです。

また、施工頻度の多いエアコン洗浄と比較するとワックスがけの頻度は少ないため、経験が乏しい方も中にはいるため、注意が必要です。

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施工までの日数

電話で連絡して、見積後すぐに施工してもらえるのか?

というと、そうではありません。

ワックスがけは、他のクリーニングと違って床材の種類・状態確認などが必要なため、現地調査が必要なケースが多いため、当日施工は少ないです。

注文から施工完了までには、およそ1週間が目安です。

繁忙期の12月や、引っ越しシーズンの3~4月は注文後、1週間以上かかります。

またGWやお盆休みなど大型連休も同様です。

注文~施工完了までの流れ

一般的な業者の流れになります。

  1. 電話受付・メール受付
  2. 電話見積り or 現地見積り
  3. 見積り後、問題なければ注文
  4. 注文後1週間前後で施工
  5. 施工完了・支払い

3つのステップで紹介します。

ステップ1(見積・現地調査・事前準備)

電話受付・メール受付

電話受付は9:00~18:00で、それ以外の時間はメール受付がほとんどです。

メールのやり取りが面倒なら電話で済ませた方がいいです。

不明点など都度確認できるので、万が一の追加料金が発生などが起こりづらいです。

電話見積り or 現地見積り

電話受付や現地見積もりで施工費が決まります。

基本的に当日に追加注文しなければ、追加費用はかかりません。

業者によっては、電話受付のみで現場を見ずに施工費が決まる場合があるため、「汚れが落としきれなかった」などのトラブルが起こることもまれにあります。

電話で判断できない場合は現地見積りをおこないます。※現地見積り必須の業者もあります。

現地見積りの場合、出張費として料金が発生する業者もありますので、事前にご確認ください。

見積り後、問題なければ注文

料金や作業内容・施工日に問題なければ注文になります。

セット割などのサービスがある業者もありますので、ついでにクリーニングしたい箇所が無いか確認してみてください。

プランによっては半額になることもあります。

事前準備(家具・小物移動)

注文後は基本的に1週間ほど待ちます。

業者によっては別途料金を支払えば最短(3日以内)で、できる業者もあります。

基本的にワックスを塗る箇所にある、家具や小物類は当日までに移動しておく必要があります。

冷蔵庫など大型の家電や家具が動かせない場合は、養生してその部分以外をワックスがけする方法もあります。

業者によっては、サービスで実施してくれるところも。

ただし、一人で移動できないような冷蔵庫や洗濯機など、大型の物は別途費用が必要なことが多いです。

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ステップ2(床の掃除・洗浄や剥離作業・水拭き)

ワックスを塗る前の工程になります。

大半の業者はワックスがけの費用の中に、「床洗浄」も含まれています。

費用を抑えたい場合は、床洗浄とワックスがけが別料金になっている業者を選び、自分で掃除すると掃除代を抑えれますが、ワックスの仕上がりに影響するため、プロに任せする方がいいです。

床掃除の時間は30分から1時間が目安です。

バキューム・ホコリ取り

バキュームで細かなゴミを取り除きます。

丁寧な業者の場合、表面にこびりついた汚れを取るために、磨きもおこないます。

汚れが飛ばないように養生

表面を洗浄する前に養生をおこない、洗剤や水が壁や、動かさない家具家電に飛ばないようにします。

プロが使う業務用の洗剤で床を洗浄

プロ用の洗剤を使用し、フローリング表面の洗浄や市販の洗剤では取れない汚れを落とします。

汚れ度合いや、面積によって専用の機械(ポリッシャー)を使用することもあります。

子供のいる家庭やアレルギー持ちで、洗剤の成分が気になる方にはエコタイプの天然成分の洗剤に変更できる業者もあります。

素人が床掃除するよりも圧倒的にキレイになるため、業者にしてもらうのがおすすめです。

剥離作業は古いワックスを剥がす場合のみ

ワックスを剥がすための剥離剤を使い、古く汚れたワックスを汚れと一緒に取り除きます。

剥離作業は毎回する必要はありません。

床が黒ずんできた場合など、ワックスを塗ってもキレイに見えない場合に使用します。

床洗浄より時間がかかります。

水拭き

洗浄や剥離作業の後には、水拭きをおこない洗剤成分を完全に取り除きます。

完全に乾いたら、ワックスの塗布をおこないます。

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ステップ3(ワックス塗布・乾燥)

ワックスがけ2回と乾燥

全体を塗った後は乾かして、再度2回目を塗ります。

乾燥時間が必要なため、2時間前後かかります。

使用するワックスは、耐久年数が1年のタイプが多いです。

業者によってはワックスの種類を選べるところもあります。

耐久性重視・エコタイプ・抗菌タイプなど

施工完了・支払い

作業完了後に支払いになります。

支払方法は現金やクレジットカード払いの他に、電子マネー(PayPayなど)・口座振込などがあります。

当日の所要時間・外出は可能?

  • ワックスがけの面積
  • 剥離作業をするか?

状況によってやや異なりますが、床の洗浄とワックスがけのみの場合、6畳で約1.5~2時間かかります。

ワックスの乾燥に約30分は必要ですので、2回塗って1時間、残りの30分~1時間はバキュームなどのホコリ取りや、洗浄作業・ワックスがけの時間になります。

同じ6畳の広さで、剥離作業を頼んだ場合はさらに1時間必要になります。

また、作業中の外出はできないため、当日はスケジュールに余裕を持った予定を入れる必要があります。

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気になる予算はどのくらい?

床の洗浄+ワックスがけの料金

安価な業者の場合6畳あたり、床洗浄とワックスがけで13,000~15,000円の料金になります。

6畳を超えると、1帖につきプラスで1,300~1500円の追加料金が必要です。

業者によって1帖なのか?1㎡なのか?単位が異なるため、ご注意ください。

床の洗浄+ワックスがけ+剥離作業の料金

同じ6畳の場合、20,000~25,000円前後になります。

作業が大変な分ワックスがけよりも1帖・1㎡あたりの単価が2,000~3,000円と追加料金も高くなります。

業者選びは重要

申込から施工完了までの流れや、必要な時間・金額など紹介してきました。

業者に依頼する場合は短くても半日作業になり、他人が家の中に入ることに抵抗がある方も少なくありません。

ハウスクリーニングを利用する際は、費用以外にもサービスや割引プランもチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

フローリングワックスのマニア。これまでに使用したワックス関連品は100種類以上。ワックスの塗り方・剥がし方、商品の性能・特徴などを忖度なしで紹介。

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