「白木漂白セット」で2×4材に付いたシミが消える

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無垢材をDIYして作った机や棚など、ニスや塗料を塗っていない場合、水滴が染み込んで付いたシミや経年劣化によって色が黄ばんでしまうと一般的な洗剤ではキレイになりません。

しそこで、本来は白木の汚れ落としや日焼け(黄ばみ)を落として白くキレイな状態へ戻す白木漂白セットを何も塗装していない無垢材に使用してみました。

2×4材で作った木の台に使用した結果、シミは完全に消えて全体的に色も白くなりました。

2液を混ぜて使用しやや手間がかかるので、汚れ落としだけでいい方は「強力白木クリン」がおすすめです。

目次

白木漂白セットの特徴

  • メリット、デメリット
  • 商品の詳細(使える部分など)

本体にも書いていますが、横倒し厳禁です。液漏れすることがありますのでご注意ください。

白木漂白セットのメリット・デメリット

白木漂白セット
総合評価
( 3.5 )
メリット
  • 白木の汚れ(日焼け)を落とす
  • 無垢材のシミや黄ばみが落ちる
  • 約5.5mの範囲に使用できる
デメリット
  • 汚れ落としに若干手間がかかる

無垢材に使用できるとは表記されていない為、自己判断でお願いします。

商品詳細(使用できるところ)

商品名
白木漂白セット
セット内容A液(漂白剤)・B液(洗剤)・軽量トレイ・ハケ・ブラシ
容量A液:490ml B液:175ml
成分A液:過酸化水素水(酸素系)
B液:界面活性剤、アルカリ剤
(3.8%脂肪酸ナトリウム、0.4%アルキルベタイン系)
使用量の目安A液:1m2当たり87mL
B液:1m2当たり31mL
使える素材白木の柱、なげし、かもい、敷居
床柱、廊下、床、障子の枠
桟等の汚れ落としや日焼け落と等
※油性のしみ、アルカリ焼けカビには効果なし
使えない素材木質以外の素材全般、コルク、塗装・着色された木部
木製品、黒壇・紫壇等の濃色の木部・木製品
金属製品、家具、食器、美術品、装飾品等
価格1,582円(Amazon価格)
リンク公式HP   公式オンラインショップ

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【レビュー】白木漂白セットを2×4材に使用

セット内容や使用前後を紹介します。

白木漂白セットの中身

5点セットになっています。漂白剤の割合が多く、A液とB液を混ぜて使用します。

注ぎやすいのでこぼれる心配はありません。

白木漂白セットの準備

使用する範囲に合わせて調整できます。

専用トレイの広い部分にA液を入れます。トレイに目盛りが付いています。

続いてB液を入れます。ボトルに目盛りがあるのでA液と同じ回数分注ぎます。

注ぎ終わったら、付属のハケでしっかり混ぜます。

筆者

どちらも粘度が低いしゃばしゃばの液体です。壁面にやる場合は養生した方がいいです。

白木漂白セットの使用前後

7年前に無垢材で作った木の台に使用しました。多少の色ヤケとシミがあります。

下記は使用前の写真です。特に一番右端が汚れており、水が染み込んだため、縦にシミができています。

使用前

ハケでざっくりと塗り広げた後に、付属のブラシで均等に広がるように塗ります。

塗り広げるだけでも黄ばんだ汚れがブラシに付着しています。

右半分に使用しました。約10分待ち、乾いた布で拭きます。

乾燥前ですが、すでに右端のシミが薄くなったように見えます。

拭き取り、完全に乾いた状態です。

右側の2枚の板はやや白くなったように見えます。

シミで汚れた部分は目立たなくなりました。

足の部分にもシミがあったので同様に使用します。境目が分かりやすいようにマスキングテープを貼りました。

使用前
マスキングテープで区分け
上部分のみ使用
乾燥後

マスキングテープを取ると一目瞭然です。

上の部分全て使用した後を比べてみると、キレイになっているのが分かります。

使用前
使用後

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【口コミ】使った人の評価は?

評価は高いですが、滑りやすいといったコメントが目立ちました。

マイナスの口コミ

水洗いでは落ちない汚れが茶色い汁として落ちますが、新品の様な白にはならない。

引用:Amazon

汚れ度合いにもよるのでしょうがパーフェクトに新品のようにはなりませんでした。でも、均等に問題なくきれいになりました。あと液体に粘性がないので床に垂れやすいです為、ちゃんとした養生が必要ですね。

引用:Amazon

やはりというか、液漏れしてました。B液が1回分くらい減ってました。これはメーカーの責任な気がします。なんで中栓を着けてくれないんでしょうかね。使用感についてはまあまあでした。白くなり過ぎないのがかえって良かった。

引用:Amazon

プラスの口コミ

和室が新築になった、部屋全体が明るくなったぞ。お客さんがびっくりしていました。においもなし。作業が楽、こまめにコツコツやれば誰でもできる。

引用:Amazon

和室のサッシ回りの白木の黒カビによる変色に使いました。一度で劇的な変化はありませんでしたが、繰り返し使う事で汚れが薄くなってきました。薬剤を塗布→拭き取りを4回繰り返して元通りとは言えませんが気にならない程度に回復しています。

引用:Amazon

白木表面のヘタリ(経年劣化)が多い場合は、ブラッシングは優しく丁寧に行って下さい。白木が乾いてくると、表面にアクが染み出てくることがありますので、シッカリと絞った雑巾で綺麗に拭きとってあげて下さい。これを放置するとシミが残ります。

引用:Amazon

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まとめ:液漏れとなる横倒しには注意。

白木専用の漂白剤ですが、無垢材にも使用できました。

口コミにある通り、横にすると液漏れが起こりやすいので保管の際は注意が必要です。

汚れ落としだけが目的なら、スプレーで手軽にできる「強力白木クリン」がおすすめです。

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この記事を書いた人

フローリングワックスのマニア。これまでに使用したワックス関連品は100種類以上。ワックスの塗り方・剥がし方、商品の性能・特徴などを忖度なしで紹介。

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